GOODBYE BLUES 他

世界中で寒波が猛威を振るう中、成人式や高校サッカーの決勝が行われる今日の天気に注目が集まっていましたが、昨年のような猛吹雪が吹き荒れることもなく晴れの舞台にふさわしい穏やかな好天となりました。既に数年が過ぎていることに驚きを感じながらも自分自身の成人式を思い返すと成人の節目を噛みしめるというよりは周囲の人間の変化に圧倒され通しだったことの方が遥かに強く印象に残っています。特に女性方の変貌ぶりは凄かった。世の中には知らないでいた方が幸せな事が多々あります。


音楽
•「GOODBYE BLUES」THE HUSH SOUND (2008年)
アメリカのバンド、THE HUSH SOUNDの3枚目のアルバム。男女ツインボーカルとピアノが印象的。既にグループとしての活動は休止してしまっているそうですが、紅一点のグレタがソロで活動を続けているそう。他のアルバムは聴いたことがないのですが、ブックレットの中で「どことなくダークで、スゥインギーかつジャジーなロックに希望が感じられる柔らかな曲を加えたもの」を指向したと述べられている通りの印象を受けました。さっと聴いてみた上での個人的なお気に入りは3.「Medicine Man」6.「As You Cry」11.「Love You Much Better」12.「Hospital Bed Crawl」あたり。聴いているうちに好みが変わっていきそうな気もします。

•「『カメラ=万年筆 』スペシャルエディション」ムーンライダーズ (2011年リマスター版)
1980年にリリースされたオリジナル盤を高音質CDにリマスターし、鈴木慶一氏の作品解説と16組のアーティストによるリミックス盤をつけた豪華盤。Disc1をパソコンで再生することでミニフィルム「小さな兵隊」を再生することもできます。作品自体は廉価盤、紙ジャケット盤、BOXと何回か再発売されたようなのでファンの方にとってはリミックス盤の方がメインかもしれません。元々が難解なコンセプトアルバムなので改めて複雑な暗号文を手渡されたような気分になりますが、今回は鈴木氏の解説がついているので大丈夫…というわけにもいかず。また暫く寝かせたら何か思うところがあるのかもしれません。どちらかといえば僕は今回追加されたリミックス盤の方が好みです。これに手を加えるのは勇気が必要だったろうなぁ。