The Who:Amazing Journy他

昼間は大変な快晴であったと母親に聞いて知りました(夕方起き)

映像
①「The Who:Amazing Journy」 (2007•英)
伝説のロックバンドThe Whoの軌跡を豊富なライブ映像や存命メンバー•関係者のインタビューとともに振り返る一本。メンバーの幼年期から、キース•ムーンの加入、音楽的な変遷、そしてキースの突然死に伴うバンドの解散、その後の再結成の連続、ジョンの死…とThe Whoの歴史が余すところなく詰め込まれています。The Whoといえばステージ上で楽器を破壊するパフォーマンスが有名ですが、そこには音響的な理由付けや、体制に対する不満を破壊活動で表現する芸術家達の影響があった…など自分にとっては興味深い話がたくさんありました。また、2度目の再結成以降はキースがドラムを手ほどきしたリンゴ•スターの息子、ザックがドラムを担当しているのですが、まさにキースの再来といった叩きっぷりで、それを見ているとThe Whoは永遠だ!と言いたくなってしまいます。

②「ドラゴン怒りの鉄拳」(1972年•香港)
卑劣な手段で師を葬った日本武道の武道家達相手に復讐を決意した主人公、陳真(ブルース•リー)が大立ち回りを演じるという話です。日清日露戦争後の上海を舞台としているため、とにかく日本人は徹底した悪人として描かれているのですが、スパンコールのビキニを着てストリップを披露する舞妓さんなど一体それはどこの文化なんだと突っ込みたくなるポイントもあちらこちらに見受けられます。日本人(役者は中国人)がバッタバッタとなぎ倒されていく姿には複雑なものを感じないでもないですが、今でも愛され続けているブルース•リーのアクションはやっぱり凄いです。

音楽
①「超越的漫画」曽我部恵一(2013年)
生活に寄り添った優しい歌から「バカばっかり」のような痛烈な皮肉の効いた曲までバラエティ豊かなアルバム。歌の題材を本当にいろんなところから拾ってくるなぁといつも思います。素敵なロックミュージシャン。

②「Pacific Rim Original Motion Picture Soundtrack」Ramin Djawadi (2013年)
昨年映画を見てからずっと買おう買おうと思っていたパシフィック•リムのサウンドトラックをようやく買いました。ハリウッド予算で巨大ロボットと怪獣が暴れまわる姿に胸を熱くしたものですが、その高揚感には美麗で迫力溢れる映像だけでなく、劇中音楽も大きく貢献していたように思います。収録されている楽曲はどれも聴いているだけで映画の興奮が蘇る素晴らしさ。部屋で一人でロケットパンチ